捜査記録その0 <踏み込まれる前にできる事>

ハッキリ言ってこれをすれば無罪になるという素敵な行動ではないです。

ですが、これをやっておけばよかった。

私自身が感じた点をいくつか書いておきます。

 1.システムの予備を構築する

 逮捕でも在宅捜査でも解析のためP2Pがインストールされているパソコンと

 そこに繋がっている外付けHDDは解析のため持って行かれます。

 スマホタブレットは軽くネットサーフィンをするぐらいならいいですが

 いつも使っているデスクトップに比べれば非力で使い勝手もよくありません。

 幸い、P2Pが入っていないノートパソコンは持って行かれなかったので

 私はノートパソコンを中心に再構築を行いました。

 持って行かれたのは、デスクトップ本体と外付けHDDだけで

 マウス・キーボード・ルーター・サブのノートパソコンは見逃してくれました。

 ノートパソコンにマウス・キーボード・モニターを繋ぐためのケーブル。

 ノートパソコンがHDDであれば速さ。SSDであれば容量が問題となるので

 裸族シリーズで適当なHDDを繋いでアクセスの分散を図る。

 捜査を受ける時だけではなく、急な故障時にも役に立つ対策です。

 一度、メインマシンが無くなった時の対策はいかがでしょうか?

 

2.フォルダ名やアップロードするファイルの精査

 私のパソコンのアップロードフォルダは、そのままアップロードファイルでした。

 さすがにこれは理解してやっていたとしか捉えられません。

 言い訳できる名前に変更しましょう。

 過去のニュースから見て、アニメ・コミック・無修正AV

 なんかはヤバいのでアップロード対象から外す。

 私の罪状はアニメのUPでしたがフォルダ内の全話ではなく

 その中の第1話だけでした。第1話のみでも隔離を推奨します。

 例:ファーストガンダム全43話をアップロードフォルダに入れていたが

   罪状は機動戦士ガンダム第1話「ガンダム大地に立つ」を

   アップロード可能にしていた事。となる感じ。

 

3.暇潰しコンテンツ

 日々の暇潰しがP2Pで得た物に依存していたので

 余暇をどう過ごすかが問題となりました。

 後は毎日の日課であるアダルトコンテンツ等々。

 そこで、厳選したお気に入りをいれたポータブルHDDを会社のロッカーや

 自分のカバン(あとで書きますが、帰宅時に手荷物検査はなかった)等に保存し

 万が一捜査を受けた時に備えてみてはいかがでしょう?

 また、弁護士に無料相談をした時に児童ポルノの有無についても聞かれました。

 あるか無いかで結構違うみたいです。

 よっぽどのお気に入りでなければ処分か、ポータブルHDDへ避難させましょう。

 

4.部屋をきれいに

 私の部屋は足の踏み場もない汚部屋です。

 そこに中年男性が5人も入り込んでくるもんだから大変でした。

 掃除はしましょう。こっちの方が恥ずかしかったぐらいです。